学生の取材NOTE
日本人が愛して止まない肉料理と言えば、すき焼きとしゃぶしゃぶですよね。
50年前の創業から今まで、上野でごちそうを作り、笑顔を咲かし続けてきたのが、「鉢の木」さんです。
料理にこだわるだけでなく、お店の外装内装から、とっておきのお肉を囲むにぴったりなお店を、上野倶楽部学生メンバーで取材してきました。
そのおもてなしの思いを知れば、きっとあなたも食べに行きたくなります!
鉢の木さんが提供してくれるのは、「今日は特別!」というごちそうです。
美味しいものが溢れている世の中ですが、ファストフードの手軽で素早い美味しさとは全く別。
ゆっくり時間をかけて、誰かと一緒に食べるからこそ特別になる。それが50年前から上野で作り続けてきた、鍋の肉料理です。
自分の好きなタイミングで、好きな火加減で味わうすき焼きとしゃぶしゃぶ。
信頼できる長い付き合いのお肉屋さんから仕入れているからこそ、安心してアレンジしてもらえます。もちろんお肉の味もこだわり抜いて提供しています。
合わせて鉢の木さんがこだわってきたのが、食べる空間づくりです。
二方向から入れる入り口は、構造から和風に統一されています。木の温かみのある内装に、ゆったりくつろげる掘りごたつ。3階には純和風の完全個室を完備しています。
他人を気にせず、身内だけでゆっくりできる空間があってこそ、安心して存分に味わうことができる。
つい急いで食べてしまう日常の食事とは一線を画した、「特別なごちそうのための空間づくり」が徹底されたお店です。
学生にはちょっと敷居が高いかなと思ったのですが、ランチは900円からととっても良心的。
実際に食べさせていただきました。
柔らかいお肉は、口に入れた瞬間、自然と笑顔になってしまう満足感。オリジナルのピリ辛のゴマだれも最高でした。
お店の名前は、能楽の演目「はちのき」から来ています。
おもてなしの心 大事にしていた木を燃やすことで新しい世界が開かれる
徹底されたおもてなしの心があるからこその満足感。これこそが日本のごちそうだ、と感じました。
忙しい日常から少し離れて、自分をねぎらいたいときに、ぜひとも足を運んでみてください!